選考会期間が終了してから6日ぐらい経ちました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
今回、グリフィス君をはじめとして全国のプレイヤーが「やったもん勝ち、時間あるもの勝ち」みたいな選考会の予選方式をなんとかしようと動いた結果、マッチ30を規定とした勝率でランキングをだすという方式になったわけですが。
まだ完全な結果は出ていませんが、とりあえず、誰にでもチャンスはあるという条件はクリアしてきたわけです。
その分、運要素が増した感は否めないですけど、ともかくユーザー側の意思を汲み取った方式には変えられたわけです。
実力で30連勝した人もいれば、バカみたいにID量産してた人もいるみたいですけど。
さて、遊戯王の全国大会自体はもう10年ぐらい前から開催されているのですが、なんで今だにごちゃごちゃと方式をいじったり迷走した感じになってるのかってのがあります。
他にもカードゲームの全国大会は多数ありますが、こんなに騒がれているのは遊戯王だけじゃないでしょうか。
他のゲームに関しては疎いんですけど。
その辺りは、遊戯王が他のゲームよりも人口が多く人気があるという解釈でいます。
人数が多く長い期間やってれば、問題もその分多く出ますからね。当然ですが。
しかし、それにしてもいろいろと問題が多すぎる。
なぜ10年経っても全国大会に関する問題はなくならないのか。
まぁ、完全に問題をなくすというのは難しいとは思います。誰かが妥協しなきゃいけないのは何やっても同じ事で。
ここで言えるのは、ベストプラクティスに習ってないって事ですね。
つまり、目的を達成するための効率的な前例とかがあるのにそれを無視していると。
私が考えるペストプラクティスは、マジック・ザ・ギャザリングなのですが。
あのゲームの大会はルールとかキッチリ決まっていて、大会ではジャッジを呼べば殆どの問題は解決できます。
いちいち事務局に確認の電話をする必要もなく、ましてや「ルール調整中」なんて問題がでたという話しは、ほとんど聞いたことがありません。
全国大会や世界大会は当然の事ですが、その他大規模な大会でも予選のルールなど、多くの人が納得するシステムが確立されています。
もちろん、実際のプレイヤーの対象年齢(ホビーとしての対象年齢ではなく実際にやってる主な年齢層的な意味の)や企業的方針とかもあって、完全にそれに習うってのは難しいとは思いますが。
現在多くの非公認大会を主催している人達がいますが、私的にはベストプラクティスであるマジック・ザ・ギャザリングの大会方式に則って運営をしていただければ良いと思います。
メーカー側としても非公認大会は無視できない規模にはなっていると思います。
運営をキッチリやって「こういう方式でやればいい運営になるんだ」ってのを見せ付ければ、もっと影響がでるんじゃないでしょうか。
ただ、非公認大会を開催するという事は、運営側からしてみれば、ほとんどボランティアであり、こんな方式での大会はどうだろうかという手探りのような事を実践していく場でもあると思います。
全部が全部、ペストプラクティスを参考にして効率的に運営した方が良いとは一概に言えません。
そう考えると今の非公認大会の事情というのは丁度いいのかも知れませんね。
話がそれましたが、遊戯王のメーカーとして、というか人として自分達の過去を参考に今後を考えるのは当然ですが、もっと周囲の事も参考にすれば良いというのが私の意見です。
やってるのかも知れませんが実践はされてないようですし。
メーカー的にはいかにコストを押さえつつ盛り上げるかというのも大切ですから、なかなか思い切った事はできないのもわかりますけど。
しかし、ユーザーを満足させるには現在のコストのままでは限界があるというのをこの10年で学んで欲しかったです。
積極的に大きな公認大会を開くための会場確保や、ランキングリセットのシステムを変えていくという、今まで以上の事をやっていかなければ問題は解決していかないでしょう。
カードゲームを仕切るというのはそこまでする事だと思います。
……とか色々書きましたが、一番の問題は、そんなに気張らなくても遊戯王が売れちゃうって事なんですけどね。
現状儲かってるならこれ以上コストをかけるリスクを負う必要は全くありませんよね。
面白いですから。遊戯王。
本日のしょんぼりステーション、終了☆
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